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ハリー役が発表される前2000.7頃、スネイプ役としてティム・ロスが候補に挙がっていて出演交渉していたようです。
ところが、「猿の惑星」への出演が決定したため、白紙。
同じく候補に挙がっていたアラン・リックマンに決定しました。
スネイプは、ハリーのお父さんと同じ年代の役柄ですから、50代のリックマンより、1941年生まれのロスの方が、年齢から考えれば適役だったのかもしれませんが、今となっては、リックマン以外のスネイプはちょっと想像つきませんね。
ダンブルドア役のリチャード・ハリスが映画に出演することを受けたのは、熱心なハリー・ポッター・ファンのお孫さんの影響であることはよく知られています。
では、なぜ最初は映画の出演を躊躇していたのでしょうか。
これだけが理由ではないかもしれませんが、70歳の彼は、1作目に出演したら残りの映画6作にも出なくてはならない…と考えてしまったそうです。
…ふ〜む… ハリスさんにはまだまだ現役で頑張って欲しかったのですが…
「〜秘密の部屋」の撮影中から、ハリス氏は体調を崩し、ハリー・ロビンソンという無名俳優が、ボディダブルとして起用されました。
ハードな撮影や多忙な俳優さんは、後ろ姿はそっくりさんが代役、なんていうのはよくある話ですよね。
これも二人一役ということかな…。
撮影終了後に入院してしまったハリス氏は、治療のかいもなく、他界されました。
ハグリッド役のロビー・コルトレーンは、ローリングさん自らが指名して配役が実現したものです。
ちなみに、ハグリッドは、一人二役ならぬ二人一役らしいです。
プロデューサーの一人、Tanya Seghatchian が、英国でのイベントか何かの席でそのような発言をしたようです。2002.6 頃
大きいセットに大きいハグリッドと小さいセットに小さいハグリッド(ロビー・コルトレーン)の2種類で撮影されたとか。
映画の撮影マジックを使っても、6フィート4のロビー・コルトレーンでは、ハグリッドの大きさを表現することは難しかったということでしょうか…。
フリットウィック先生役の Warwick Davis は、グリンゴッツ銀行の(ハグリッドが最初に話しかける)ゴブリンも演じています。(映画「賢者の石」)
映画を見てわかる通りの風貌ですから、どちらもメイクに時間がかかって大変だったそう…。
グリップフックの声も入れると、一人三役と言ってもいいかもしれませんね。
ローリングさんの希望から、映画は基本的に英国人キャストですが、いくつかの例外があります。
ダンブルドア役のリチャード・ハリスはアイルランド人(生まれと育ち)。
マダム・フーチ役のゾーイ・ワナメイカーは合衆国生まれのイギリス育ち。
ハリーをハグリッド金庫に案内したゴブリンのグリップフック役のヴァーン・トロイヤー (ただし、声はフリットウィック先生役の Warwick Davis が吹き替えるという徹底ぶり)。
ちなみに、Warwic Davis は「スター・ウォーズ ジェダイの復讐」でイウォーク、ヴァーン・トロイヤーは「オースティン・パワーズ」シリーズでミニ・ミーの役を演じています。
コロンバス監督の娘の Eleanor(もちろんアメリカ人) がハリーの同級生としていくつかの役をこなしていますが(ハッフルパフ生のスーザン・ボーンズだったり、魔法薬学の授業ではグリフィンドール生だったり…)いずれもセリフはありません。
ハリーの同級生でグリフィンドールのシェーマス役の Devon Murray はアイルランド生まれのアイルランド育ち。
今でも基本的にアイルランド在住。
アイルランドでは子役として大活躍してきたようです。