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「ポッタリアン情報局」分室。 今後はこちらを中心に更新していきます。 原書購読奮闘記のログ、コメント、その他のコンテンツも順次こちらに移行する予定です。 各記事にコメントをつけられますので、ぜひ、どうぞ。 お待ちしております。
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「スター・ウォーズ」の時のようにニュースになっていないので、 今まで知らなかったのですが、 「ハリー・ポッターと秘密の部屋」はデジタル上映においても、 過去最高の世界130スクリーンで公開されたそうです。 日本国内のデジタル上映は、8劇場9スクリーンです。 そのうち、5劇場6スクリーンは衛星配信により自動的にデリバリーしているそうです。 (通信カラオケの衛星版といったイメージでしょうか…) その他は、配給会社の派遣スタッフが上映劇場にて上映サーバーにインスツール という形態だそうです。

デジタルシネマの配信&上映は、現在のフィルムによる配給・上映に替わるものです。

動員の見込まれる新作映画が出てくるたびに公開規模(上映スクリーン数)が更新されて 話題がふりまかれますが、現在のフィルム上映では、公開規模に応じて 配給コスト(フィルムプリント費)が増大してしまいます。 一方、衛星配信では公開拠点数が増えれば増える程、 スクリーンあたりの配給コストは減少します。 但し、現状では、各映画館の衛星配信システムへの置き換えコスト(それ以前 にデジタル方式への対応)と衛星回線費がネックとなっていて、 普及にはまだ時間がかかるようです。

ちなみに「〜秘密の部屋」がデジタル上映で見られる映画館のリストが、 デジタル映像技術を提供している 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社さんのページにあります。

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