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いろいろな噂が飛び交いましたが、Harry Potter シリーズ次作(6巻)のタイトルが
著者ローリングさんのサイトで
公表されました。
タイトルが発表されたとはいっても、まだ出版に関しては全くの未定。
本の発売予定の発表に先駆けて、タイトルだけこのような形で公表したのは、デマが飛び交わないためにやむを得ず発表に追い込まれた、という気がしてなりません。
噂レベルの話はこれまでいくらでもありましたが、ビデオまで偽造したというデマ情報は、さすがにちょっと悪質に思います。
デマを流した本人は、自分がデマを流さなければ真のタイトルもまだ公表されていなかっただろう、と開き直っているとかいないとか…(苦笑)。
Harry Potter の世界で「Half-Blood」といえば、やはり魔法族とマグルとの混血ですよね。
さて、このタイトルの「混血の Prince」っていったい誰のことなのでしょう?
既に、著者ローリングさんが自身のサイトで明かしたヒントがあります。
- Half-Blood Prince は Harry Potter ではない。
- Half-Blood Prince は ヴォルデモート(トム・リドル)ではない。
- Half といっても必ずしも魔法族とマグルのちょうど半分半分とは限らない。両親とも魔法使い、魔女であってもその祖先にマグルの血が混ざっていれば half-blood と呼ばれることもある。例えば、ハリーは母方の祖父母がマグルなので half-blood である。
- Half-Blood Prince は2作目のの最初のタイトル候補だったが「秘密の部屋」に変更された。
2巻のために用意した草稿の一部は、2巻の結末にヒントを与えすぎるので、2巻からは削除し、6巻に挿入されることになったが、6巻が2巻のスピン・オフというわけではない。
次に「Prince」とは「王子」でいいのでしょうか?
(静山社から発表された日本語訳タイトルはまだ仮題ですが「〜混血のプリンス」です。『王子』でなく『プリンス』としたところ、何か深読みしたくなってしまいますね。追記)
これまで Harry Potter の世界には、王族と呼べるような魔法使いは出てきていません。
王子と言うより、公爵家の跡継ぎのお坊ちゃんくらいのイメージでしょうか。
まぁ、公爵家も出てきていませんけど。
もっと、噛み砕いて由緒正しき家柄の子息、ということかもしれません。
が、魔法界、魔法族で「由緒正しい家柄」と「混血」が同時に成り立つのでしょうか。
「由緒正しい家柄」なんてことを言いそうなのは、純血のマグル嫌いの魔法族、というイメージです。
マルフォイ家が良い例です。
5巻「不死鳥の騎士団」にも由緒正しく純血であることを誇るマルフォイ家以外の魔法族が出てきました。
ブラック家です。
そんなマグル嫌いの魔法族の家系に「混血」の子息?
あぁ−、これでは、まるで「小公子」ではないですか。
マグル嫌いの純血の誇り高き一家に生まれたのに、なぜかその思想を受け継がなかった一人の男。
マグルの女性と出会い、やがて息子が生まれる…。(←自分で書いて笑ってしまいました。なんてメロ)
妄想を続けます(笑)。
マグル嫌いの純血の誇り高き一家に生まれたのに、なぜかその思想を受け継がなかった一人の男。
いましたね、そんな人。
5巻をお読みの方はわかりますね?
え〜!彼と出会うマグルの女性っていったい誰???
謎が謎を呼んでしまいました(爆)。
しかしその後のローリングさんの発言によると「シリウスは大物の反逆者なので、忙しすぎて結婚はできない」そうで…。この「結婚できない」は「女性と出会う暇がない」と受け取っておいた方が良さそうですね…。追記
「由緒正しい家柄」を魔法族としてみましたが、逆にマグル界で由緒正しい家柄という可能性もあります。
そう、リドル家があてはまりませんか。
ヴォルデモートことトム・リドルが Half-Blood Prince ではないかと思ったのですが、その後すぐにローリングさんの発表によって否定されてしまいました…。
可能性は低そうですが、トムには兄弟がいた…なんてどうでしょうねぇ。
「〜 Half-Blood Prince」というのは、ごく初期に2巻「〜秘密の部屋」のタイトルの候補の一つだったそうです。
が、2巻のために用意した草稿やアイデアのかなりの部分は「秘密の部屋」に直接関係がないということで、6巻で初登場することになったようです。
2巻のタイトルとして考えていたときにも、「Half-Blood Prince」はトム・リドルと違う人物を想定していたのかどうか、そこのところが少々気になります。
「Half-Blood Prince」の正体はもしかしたら2巻でですでに登場しているのか、あるいは登場する予定だったが最終稿までに省かれたのか…。
2巻「秘密の部屋」と言えば、マグル生まれとされている魔法使いが次々に被害者となりましたが、もしかして、マグル生まれだと思われている誰かが、実は混血なんていうことも…それじゃディーン・トーマスと同じか…(笑)。
(ディーン・トーマスは、物語中で触れられることはないけれども、実は混血なのだそうです。)