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前章では、前々章で起きたことのどんでん返しはないのかとわずかな期待をしながら読んでいたのですが、この章にきて、もうどんでん返しはないのだ、というのを痛感。辛いです…
これからホグワーツはいったいどうなってしまうのか?深いため息が出てしまいます。こんな事態を招く迄なぜ何もできなかったのか…これもダンブルドアはひょっとしてすべてお見通しだったのか…
もう何と言っていいのやら…。呆然に次ぐ呆然。
そして相変わらず敵は饒舌。いきなり、こんな形で混血のプリンス君の正体が暴露されるとは意外や意外、吃驚。そうかぁ、だからこそあの時ハリーの持ち物を疑ったんだ…。あの嫌疑はかなり唐突な感じもしたけど、そういうことだったのか…。
そして主人公は最後迄生かされる法則。つまりハリーは簡単にはやられない。圧倒的にハリーが不利な状況でも、とりあえずこの場は生かしておいてもらえる…。なんだかなぁ…ですが、それはそれ、物語だから。
Sun, Aug 7, 2005
急いでホグワーツに戻るハリーとダンブルドア。でも全ては仕組まれていたこと…?
ドラコの口から語られる衝撃(でもないけど)の事実…。いやぁしかしよくペラペラしゃべりますね、ドラコも。ここでしゃべってくれないと真相がわからなくて読者も困るんですけど。でも、いくらこれからやっつけようという敵だとしても、そこまで手のうちを明かさなくたって…ねぇ。しかしこれは物語ですからね。 Vanishing Cabinet って実はそういう仕掛けだったのか、と感心してみたり。ただのおかしな魔法アイテムとするには奥が深いものだったのですね。
そしてスネイプ登場。二重スパイはどちらの敵か味方か…。この章を読んだ後はしばらく呆然です…。
ハリーとダンブルドアは、ヴォルデモートが Horcruxes を隠していると疑われる場所へ。行ったからって、そんな簡単に見つかるわけでもなし、みつかったとしてもその先が簡単ではない。
こんな調子で最後の Horcruxes まで続くのでしょうか。まさかね。
話がいろいろなので、おおまかなポイントだけ拾うと、プリンス君の謎に近づいた?ハーマイオニーの主張は正しいのか!?そして、トレローニー先生登場!この人、ここぞというところで出て来るキーパーソン。必要の部屋には何かある、だけどまだわからない…。そして再びスネイプ疑惑。
ダンブルドア自らハリーに規則を破らせまくり。さてこれからホグズミードで何が起きる?
ここまで来ると止まりませんねぇ。どんどん読まなくちゃ。