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「ポッタリアン情報局」分室。 今後はこちらを中心に更新していきます。 原書購読奮闘記のログ、コメント、その他のコンテンツも順次こちらに移行する予定です。 各記事にコメントをつけられますので、ぜひ、どうぞ。 お待ちしております。
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ハリポタとフクロウの話題が出たところで、私が思いっきり勘違いしていた話。 映画の中でシロフクロウが出てきますが、私はてっきり、CG合成を使っていると思っていたんです。 が、NHKの番組を見たところ、あれは、本物のシロフクロウだという話。 やけに絵が綺麗に仕上がっていると思っていたら、本物だったんですねぇ〜(汗)。 そのシロフクロウさん、移動動物園でイギリスの学校を廻っているそうなんですが、 日本にもやってくるんですね。都心では初だそうです。 見せ物には違いないでしょうが、絶滅寸前のシマフクロウを守る基金集め、と その保護活動をアピールするための展示でもあるようです。

話はフクロウからそれますが、ハリポタの映画で、これは凄い!と私が思ったシーンは CGでなくロケなど本物を使った撮影のようです。 後から知って思いっきり納得。

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ハリー・ポッターは全部で7巻で終了することになっているが、その7巻目の最終章がすでに書き終えられていることがニュースで報道された。 でも、それって、今知られたことでなくて、原作ファンの間では既に知られていたことなんですけど…。 たしかその原稿は、銀行の金庫に眠っているはず。


観てきました。可もなく不可もなく…ってところですかねぇ〜。
となると、どうしてあんなに人が集まるのかよくわからん…。
犬夜叉映画と比べるのが無理な話か?

2冊め「ハリー・ポッターと秘密の部屋」読了後から待たされること約10ヵ月。 一刻でも早く読みたいので、発売日に入手しそこなかったら悲劇だ。 予約しようかどうしようか迷った挙げ句、結局予約しなかったが、発売日に難なく入手することができた。 …のわりには、3作目は読むのに1週間もかかってしまった。 何もかもほったらかしにできるほどの時間的な余裕がなかったのが最大の理由だ。

2度あることは3度あるわけで、ハリーは再びダーズリー家で、つまらない夏休みを過ごしている。 「宿題をやりたいのにやらせてもらえない…」の下りは思わず笑ってしまう。 そして、また、ダーズリー家で事件は起き、ハリーは学校に戻れないのではないかと絶望しかける。 が、そこはちゃんと救世主(!)が現れるという仕掛けは同じだ。 それでも飽きないよう豊かなストーリーになっているのは素晴らしい。 3回目のハリーの敵は意外に早く明らかになる。 明らかになる、といっても得体がよく知れないのは同じ。 それに加え、新たな登場人物がストーリーに彩りを添える。 誰が謎を解くキーになるのか、興味をひきつけられる。 そして、魔法界にまつわることも新たにいろいろ語られ、奥行きが広がる。

活躍するのは新しい登場人物ばかりではない。 2巻目では活躍度がいまいちだったスネイプ先生が、再び意地悪な雰囲気とさらなる謎を漂わせる。

興味をひきつける要素はいろいろあるのだが、肝心の敵はなかなか捕まらず、ストーリーはなかなか核心まで進まない。 飽きさせることはないが、ぐぃぐぃと先に引き寄せる吸引力には、前半はやや欠けるかもしれない。 が、後半は読み出すと止まらない。 クィディッチの試合の描写は、文章に躍動感がよく表れていると思う。 ハラハラドキドキ、そして読み進めずにはいられない。 スネイプ先生によってハリーがピンチに陥りかける場面は、ハラハラものだ。

期末試験で占いのトレローニー先生が謎の予言をした後、事件は急転回して謎の解明に向かう。 例によって例のどんでん返しで、ほとんど説明に終始している章が続く。 この説明の量は半端ではなく、説明に終始している為クライマックスとしては、ややインパクトに欠けるようでもあるが、読み進めずにはいられない。 ところが、謎解きがクライマックスではないのだ。 つまり、謎が解明されて一安心といかないのが、またもどかしい。 複数の事件が複雑に関係しあい、からみあい、とりあえずの解決策に向かうところは、再び、冒険活劇のような展開でドキドキハラハラする。 すべては、この最後の冒険活劇への伏線だったのだ。 続巻に望みを託し、3作目の物語は終る。

単純にハッピーエンドとは言えないところが、この「〜アズカバンの囚人」のストーリーの辛いところだが、ここまできたら、これ以降の話に期待するしかないし、また充分期待させられるだけのものを、3作のストーリーが物語っている。 繰り返しになってしまうが、良い意味で、読者の予想を裏切る手腕には舌を巻く。

雑感

ルーピン先生はなぜホグワーツ特急に乗っていたのだろう…。

1冊目「ハリー・ポッターと賢者の石」を読み終った直後から次を読みたくてたまらない。 発売間もない2作目(訳本)をすぐに買いに行った。 (実際には数日の間があったと思う。) 「〜賢者の石」の時と同じように、通院の待ち時間を利用しての読書。 もちろん待ち時間だけでは読み終えることは出来なかったが、すべてをほったらかして読み続けて、やはり1作目同様、一日で読破してしまった。

自分が魔法使いであることを知り、ホグワーツの寮で暮らすようになり、ハリーの生活は一変した。 ハリーは薔薇色(!)の日々を過ごしていると思いきや、夏休みに帰る所はプリベット通りのダーズリー家。 そして、ダーズリー夫妻はハリーの保護者なのだ。 魔法学校の生徒はホグワーツの外で魔法を使ってはいけないこともあり、以前とほとんど変わらないつまらない日々をハリーは過ごしていた。 薔薇色(!)街道を上昇しているだろうという期待を見事に裏切り、話は振り出しに戻る。 いきなりホグワーツ行きの特急に乗るところから話を始めないところが、うまいと思う。 2年生では何が起きるのか?という期待の持たせ方も上手だ。 最初に出てくる登場人物は「〜賢者の石」でお馴染みの人ばかり、ということで頭の整理をすることなくぐぃぐぃとストーリーにひきつけられていく。 ドキドキハラハラするスリリングなシーンが最初からあるのも2作目ならではかもしれない。 読者の頭の中には「今度は2年生での話だから、最初はやはりホグワーツ特急に乗って…」とある程度物語の流れに対してイメージがあるのだが、それをほどよく裏切ってくれるのは心地よい。 ウィーズリー家の生活ぶりを通して、魔法使いの家庭の生活や魔法界について描かれているのもなかなか新鮮である。 作者ローリングの描く魔法界について、新しい発見の連続だ。 「〜賢者の石」で描かれた魔法界は、ホグワーツ魔法学校とダイアゴン横丁だけだったのだが、2作目では一般家庭や魔法省なるお役所のことにも触れられている。

ホグワーツでの生活も2年目となると慣れてきたもの…とはいかない。 ハリーの新たな悩みのタネは、やたら親しげにしてくる新任のロックハート先生とハリー・ファンの追っかけの新入生。 いじめっこのドラコも健在だ。今度はクィディッチで勝負となる。 クィディッチといえば、ほうきの最新ブランドが「ニンバス2001」になっているところが面白い。

そして新たな事件が起こる。 事件は謎めいていて、解明されないまま日は過ぎ、さらに悪いことにはハリーは悪者扱いされてしまうのだ。 汚名をはらすため、ハリーは事件の謎に挑戦する。 ここでも頼りになるのは、親友のロンとハーマイオニー。 先生の目を盗んで、他の生徒を欺いて、次から次へといろいろやってのけるのには、「〜賢者の石」のドラゴンの一件のときより、ハラハラドキドキさせられる。 ハラハラさせられるわりには、なかなか謎の核心に近付いていかないのがもどかしい。 「〜賢者の石」の時は、少しずつだがストレートに謎が明らかになっていったが、「〜秘密の部屋」ではだいぶ回り道をしているような気がする。

また、大人たちの暗躍(といっていいのかどうか…)も新たな要素だ。 ロンの父親を始めとする魔法省の関係者や、ドラコの父親が頻繁に物語に登場する。

謎に次ぐ謎で、行き詰まったかと思わせたところで、事件の謎が解け始め、やがて、敵との対決を迎える。 対決後も気が抜けない。残った謎もすべて明らかになり、物語は終る。 物語の粗い筋は1作目と似たようなものなのだが、切口を変えて語ることによって、まったく読者を飽きさせない。

良い意味で、読者の期待を裏切るストーリーテラーとして作者の才能はなかなかのものだ。

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