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ホグズミードで買った靴下をお土産…というかお礼に持参して、ドビーを訪問。
クリスマスに間に合わせのプレゼントをあげたことがやはり後ろめたかったのでしょうか>ハリー(笑)。
屋敷しもべ妖精のことでは、いろいろ思うところがあるハーマイオニーと、屋敷しもべ妖精の所にきて食べることしか考えていないロンが、あいかわらずかみあっていなくて笑えます。
そして、あいかわらずメソメソしているウィンキー。
かつてのご主人だったクラウチ氏のことを、ほんとに心配しているようです。
たとえ、ワケありだったとしても…。
この辺りの描写を読んでいると、果してハーマイオニーの活動はどこまで正しいか悩むところがあります。
屋敷しもべ妖精を人間…マグルや魔法使いと同じように考えるのは、無理があるように思ってしまうのですが。
雑誌のゴシップにされた結果、ハーマイオニーの所に嫌がらせの手紙がたくさん届きます。
挙げ句の果て、怪我をしてしまうという恐ろしさ。
なんか凄いです。いずこの世界も似たり寄ったりなのか…。
これで負けないのがハーマイオニーらしいところですが、どうして、第三者が知り得ないようなことまで、記事になっているのか、どうやって知ったのかつきとめると、息巻いています。
この辺の謎も最後には明らかになるのでしょうね、楽しみです。
そして、月日は流れ、既に5月。
そろそろトーナメントの第3の課題が気になるころです。
マクゴナガル先生に言われたとおり、ハリーが、指定された日時にクィディッチ競技場にいくと、なんと!競技場が迷路に。
これが、今年はクィディッチができなかったワケだったのですね。
ちゃんと競技場は元通りになるようだから一安心です。
そして、迷路といってもただの迷路ではなく、中にはハグリッドの大好きな魔法生物や呪文がかけられているとのこと。
モチーフはクレタ島の迷宮ってところでしょうか。
ハグリッドが用意した魔法生物がいるってことは、ハリーに有利そうですが、はてさてどうなるのでしょう。
ここまできても、まだまだ章タイトルのクラウチ氏が出て来ません…。
課題のアナウンスのあと、クラムはハリーと話したいと言います。
例のゴシップ記事に書かれたハリーとハーマイオニーの関係のことです。
クラムは本気でハーマイオニーのことが好きになってしまったのですね。
…ふぅ〜む、どこが気にいったんでしょう…。
それはともかく、短刀直入に聞いたクラムに、ハリーは、彼女は友達だからガールフレンドじゃない、とキッパリ。それはもうほんとにキッパリ。
もし、これをハーマイオニーが聞いたら、それはそれで「私だって女の子なのよ!」
と怒るのではないかと思うくらいキッパリと。
女の子の方からすれば、友達だと思っていても、まったく女の子として意識されていない、とすればそれはそれで面白くない…ですよねぇ、きっと。
まぁ、それはいいのですが、ここで、ハリーとクラムが遭遇したのが、禁じられた森から出て来たクラウチ氏。
明らかに様子がおかしくて、とりとめもないことを口走っています。
もうこれは何かワケあり。
とりとめもないことの中に「Weatherby」があったのには笑ってしまいましたが。
やはり、「ウィーズリー」と認識されていないようです>パーシー。
とりとめもない…ことながら、その中に出てくる単語は意味深で、ダンブルドアの名前まであります。
ハリーはダンブルドアを呼んでくることを提案、クラムに見張っていてくれるように頼みます。
たいてい、ここで敵(この場合はクラウチ氏)に逃げられるのが相場なのですが、読者の予想通り、やっぱり逃げられます。
ダンブルドアの所に直行するより、もっと近い場所に小屋があるハグリッドの手を借りる方法もあったでしょうに、ダンブルドアの所に直行しようとするハリー。
まっすぐは行けないのだろう、との予測通り、合い言葉が2年前とは変わっています。
そこへ現れるスネイプ。またスネイプ先生ですか?…って感じです。
どうして、こう毎回毎回、絶妙なタイミングで現れるのでしょう。
どこまで引っ張られるのかとドキドキしましたが、すぐにダンブルドアが現れてホッ。
でも、舞い戻っても、時既に遅し、なんですよね。
そして何やら険悪なムードになってきます。
第3の課題は予定通り行われるのでしょうか。
課題が終れば、しばらくは課題の話でもちきり。
今回は、ロンとハーマイオニーも注目の的。
注目を浴びれば、それを面白くないと思う人がいるのは当然で、それが原因でゴシップが流れたかどうかわかりませんが、ハーマイオニーが愛の妙薬(Love Potion) を使ったとの記事が雑誌に掲載されます。
もちろんとんでも記者リータの書いた記事です。
…しかし、ホグワーツの生徒って芸能人なみの注目の浴び方ですね。
その雑誌を授業中、隠れて読む、なんていかにも学園生活ですが、スネイプの授業でそれをやってはいけません(苦笑)。
見つかって、ハリーとロンとハーマイオニーはバラバラの席に。
さらに、課題前の夜中のことを根にもっているのか、スネイプはチクチクと大人げなくハリーをいじめるのがこれまた凄い。
自白させる薬を使うなんて、そこまでやったら、犯罪ですよ>スネイプ先生。
ハリーいじめは止まらない、と思ったら、邪魔が入っていじめの方は中断。
それはいのですが、怪しいです>スネイプ。
そしてシリウスとの再会。
わざわざ、ここでシリウスにホグワーツの近くまで戻って来させたのは、物語としては「ハリーが心配だから」ということですが、役割的には解説者です。
あちこちで不審な動きがあって、それがおそらく複雑にからみあっていると思われますが、過去の経緯など、ハリーの知るところではありません。
その過去の経緯をハリーに、そして読者に知らせ、必要な情報を与えるのがシリウスの役目のようですね。そう言ってしまうと身もフタもありませんが。
卵のヒントにより、水の中で第2の課題が行われることはわかりましたが、どうすれば水の中に長時間いられるかが次なる課題。
ロンとハーマイオニーに助けを借りて、図書館の本を片っ端から調べますが、さっぱり打開策は得られません。
課題が行われる前夜も、かすかな希望をもって、夜中に透明マントで図書室に忍び込み、ハリーは本を調べ続けます。
ついにうたた寝をしてしまっているハリーを起こしにきたのがドビー。
しかし10分前…って。ほんとに間に合ったのかどうかは疑問が残りますが、ドビーのくれた、水の中でも息ができるようになる薬 に、ハリーは最後の望みを託します。
こうしてみると、ハリーって課題に関しては助けられっぱなし。
いいのでしょうか?
第1の課題は、自分の得意な箒を乗りこなす、という技術を使っていますが、第2の課題については、ほぼ他力本願というイメージです。
クラムのように水着姿になれ、とまでは言いませんが、ローブを着て湖に入るのはどうなんでしょうねぇ…。
思いっきり動きにくそうです。
そして、湖の中でも現れるマートル。
そして、湖の底には、ロン、ハーマイオニー、チョー、…その他もう一人。
この人選、凄いです、謎です。
どう考えたって、ハリーが見捨ててはいけない人ばっかり。
ハーマイオニーとチョーは、クリスマスのときのチャンピオンのダンスの
パートナーということだと思うのですが、他は?
クリスマスのダンス・パーティにチャンピオンはパートナーを決めなければいけないというのはこういう所で関係してきたんだ…と伏線だったと思いたいところです…。
第2の課題の収穫は、トーナメント参加者のうちお高くとまっていたフルールフラーがハリーに感謝して友好的な態度を示してくれたことでしょうか。
お高くとまっているだけではなかったということで、なんとなくホッとしました。
しかし、一応クラムに助けられたのに、クラムそっちのけでハリーの成功を喜ぶハーマイオニーもハーマイオニーです(笑)。
クリスマス休暇はあっという間に過ぎ、授業は始まるし、対抗トーナメントの第2の課題の日は近付いてきます。
ヒントになるという、金の卵の謎も解いていないハリー。
そんなハリーに、もう一人のチャンピオン(トーナメント参加者)であるセドリックがヒントをくれます。ドラゴンの時のお返しというわけです。
…が、素直になれないハリー(笑)。
チョーのこと、そんなに根にもっているのでしょうか。
遂にあきらめて、セドリックのくれたヒントを試すために監督生専用のパスルームへ
卵を持って行くことにしたのですが、これも夜中にこっそり、透明マントに忍びの地図を装備してという念の入れよう。
この監督生専用のバスルームが豪華なのにはびっくり。
生徒にちょっと贅沢なんじゃ…。
さて、このバスルームで遭遇したのは、意外にも嘆きのマートル!
こんな所で再度、お目にかかれるとは思っても見ませんでした。
「嘆きのマートル」というより「覗きのマートル」と化していましたが、映画化する時はどうするのでしょう?このシーン、なんていらない心配をしてみたりして(苦笑)。
迷惑に思いつつも、マートルにさらにヒントをもらって、卵の謎を解明。
一安心して寮に戻ろうとした所で、また一波乱です。
どうしてこういう所でいつも現れるんでしょうね?スネイプ先生。
透明マントを被っているとはいえ、卵も地図も落してしまって、ピンチ!
しかも、スネイプはハリーが透明マントを持っていることを知っているんですよね。
そこへ現れたのがムーディ先生。
この先生、敵だか味方だかよくわからない部分を残していますが、とりあえずピンチ脱出。そして、忍びの地図を貸してくれ、というムーディ先生の申し出をハリーは断れません。
冒頭のリドルといい、ドビー、そしてマートルと言い、2作目「〜秘密の部屋」ネタが結構出て来ます。
そして、3作目「〜アズカバンの囚人」に登場した人物も…。
2作目、3作目は、この4作目が存在するために存在しているようなそんな気さえします。
ハグリッドは、巨人族とのハーフ、そしてこの巨人族というのは、どうも友好的な性格ではなくてそれが問題らしいのですが、さっそくこのネタが例のお騒がせ記者リータによってすっぱ抜かれます。
秘密は秘密のままに引っ張るのかと思ったら、意外に早く公表されてしまいました。
ハグリッドは小屋にひきこもって、魔法生物飼育学には代理の先生がくるというくらい事態は深刻。
一方、ロンとハーマイオニーが今度は喧嘩状態になってしまうのかと思ったら、クリスマスの時のことはつつかない、ということで元通りの仲に戻ったようです。
ハグリッドは何とか立ち直るのですが、ダンブルドアがハグリッドに全幅の信頼を置いている理由は何なんでしょう?
ダンブルドアは、誰でも、まず信用してみるので、特別理由があるわけではないのかもしれませんが、ハグリッドに関しては信頼するだけでなく、かなり重大な任務も任せています。
ハグリッドを放校から救ったのもダンブルドアだし、きっと何か読者が知らない理由があると思うのですが…。