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「ポッタリアン情報局」分室。 今後はこちらを中心に更新していきます。 原書購読奮闘記のログ、コメント、その他のコンテンツも順次こちらに移行する予定です。 各記事にコメントをつけられますので、ぜひ、どうぞ。 お待ちしております。
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ハリーのお父さんは魔法使いの家系、
お母さんはマグル出身の突然変異の魔女、
というのが定説になっていますが、さてさて、どの程度の血筋かと言うと曖昧さが残ります。


「〜 不死鳥の騎士団」では、魔法使いの純血の家系はほとんど親戚になってしまう、と
いうことがシリウスの話からわかりました。
ブラック家とマルフォイ家も親族、ブラック家とウィーズリー家も親族です。
が、魔法使いの家系とされているポッター家はどの辺に位置しているのかよくわかりません。
ポッター家は純血ではないのでしょうか?


ハリ−の持っている透明マントはポッター家で代々受け継がれているもののようです。
他にも透明マントが存在していることから、レアアイテムというわけではなさそうですが、
マグルとは無縁の魔法のアイテムですから、祖先は魔法使いだと考えるのが自然でしょう。


ハリ−の父ジェームズがマグル出身のリリーと結婚したことから、ポッター家はマグルに対して
偏見を持っている家系ではなさそうです。
ということは、リリー以前にもマグルの血が混ざっている可能性はあるわけで、
ジェームズ以前は純血の家系だったかどうかは断言できません。
そんなことから、ブラック家の家系図に、ポッター家の痕跡がないのかもしません。
もし、痕跡があるのだったら、ハリ−が気付かないわけない、つまり物語の中で語られないわけないですから。


では、リリーとペチュニアの家系エヴァンズ家は本当に生っ粋のマグルだったのでしょうか?
以下、想像の域を出ない話であることをお断りしておきます。


ペチュニアの話から、家族のうち魔法が使えるのはリリーのみで両親は魔法が使えなかったようです。
リリーが魔女でホグワーツに入学できるとわかったとき、両親は大喜びし、ペチュニアはそれを妬んだとあります。


さてさて、娘が突然魔女だと判明したら、両親はどのような態度に出るのでしょうか。
「大喜び」より「びっくり」というのが普通の反応だと思います。
ハーマイオニーはマグル出身ですが、彼女の両親は娘が魔女だと判明した時、どのように思ったのでしょうか?
そのあたりの反応はわからないのですが、ダイアゴン横丁に一緒に買い物に来たり、娘が魔法使いの友達(ロン)の家に
滞在するのを許しているところをみると、さほど抵抗なく受け入れていると思われます。
とはいえ、大喜び、という雰囲気までは感じ取れません。


ペチュニアが姉リリーを妬む様子は、ちょっと尋常ではない感じです。
妬む気持ちはわかりますが、あそこまで忌み嫌うものでしょうか?
自分が魔法を使えなくても、兄弟姉妹に魔法が使える者がいたら、楽しいかも、便利かも、なんて思ってしまうのですが、
どうでしょう?
リリーが、魔法を使えない妹を卑下したり避けたりするとは思えません。


ここで仮説です。


リリーとペチュニアの両親はスクイブではないか?

だとすると、姉妹の両親がリリーに魔力があることを大喜びすることも、ペチュニアがリリーを
妬む気持ちも簡単に説明がつきます。
エヴァンズ家の祖先には実は魔法使いがいたのですが、魔力が弱くなってしまって
落胆している時に、ホグワーツに入学を許可されるような魔女が突然出現したら、
そりゃぁ大喜びでしょう。


ペチュニアは魔法にかかわること、すべて忌み嫌っていますが、「〜 Order of the Phoneix」では
意外にも魔法界のことについて知識があることが判明しました。
ハリ−をダーズリー家に預ける旨を記した手紙で、ダンブルドアがすべて説明した、ということに
なっていますが、果たしてそれだけでしょうか。
ディメンターのことについてあれだけすらすらと言葉になっています。
それもハリ−が説明するより先に、です。
そして、ディメンターに対してペチュニアの感じている恐怖はかなりのものです。
一度や二度くらい聞いた話(手紙で読んだ話)だけであれほどの恐怖を感じるでしょうか。
エヴァンズ家の祖先には魔法使いがいて、エヴァンズ家の中ではしばしば魔法界についての
会話がなされることがあったと仮定すると、ペチュニアの言動もごく自然に思えてくるのです。


ただし、ホグワーツ在学時代にスネイプは
「穢れた血」であるリリーの助けなんかいらない、とほざいています。
…ということはリリーはマグル出身ということになってしまうので、
スクイブ説が怪しくなってしまいます。
また、トム・リドルもハリーに向かって「穢れた血」の母親と言っています。
フィルチがスクイブであることをひたかくしにしている様子から、スクイブというのは
体面的にはかなり恥ずかしいことが伺われます。
また、魔法省はスクイブの実態については何ら把握していないようです。
エヴァンズ家もスクイブである(魔力があったのは数代前の祖先)ことを、
体面的にはひた隠しにしていたとすれば、
一応スクイブ説も成り立つと思うのですが…。


追記


「リリーとペチュニアの両親はスクイブではないか?」という仮説は否定されてしまいました。
エジンバラ・ブックフェスティバルでのローリングさんのQ&A ([CBCC Newsround])で、
「Petunia is not a squib, as she is muggle-born,」
と答えています。
また、ローリングさん公式サイトのFAQに次のような一文があります。
「Harry would be considered only 'half' wizard, because of his
mother's grandparents.」
このことからリリーとペチュニアの両親はマグルということになります。
さらに祖先にさかのぼってスクイブだったかもしれない、という可能性はなくはないですが、
はてさて、スクイブの子孫は魔力がない場合、スクイブというのか、マグルというのか?という疑問が残ります。
エヴァンズ家は生粋のマグル、と考えた方が良さそうです。

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