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この章題、いつものように韻を踏んでいるパタンね、と深く考えずに読み始めてしまったのですが、
ダドリーが demented されるってそれって、え〜〜〜〜と、
最初の章からディメンターが登場するという凄い展開。
それはともかく、1〜3巻のようにダーズリー家で始まるこの5巻。
ハリーはのんびりと庭で遅い午後のひなたぼっこを楽しんでいるわけではなく、
窓の下に隠れてひそんでいたとはあいかわらず可哀想な境遇。
しかも服装もかなりきてますね…。しょうがないというか、無頓着というか。
さらに、一夏中、セドリックが亡くなった悪夢にさらされていたなんて、
読者としても落ち込みます。
一方、ロンとハーマイオニーはすっかり良い感じなんでしょうか!?
ハーマイオニーは「隠れ穴」にお泊まりですか?
そしてそのロンとハーマイオニーから贈られてきた誕生日のプレゼント(食べ物)を
投げ捨ててしまったことを、ダーズリー家の夕食の後に後悔するのはハリー(笑)。
プレゼントにまで八つ当たりするなんて、ほめられたことではありませんが(苦笑)、
そのムシャクシャする気持ちはお察し申し上げます>ハリー君。
そして、ダドリーは悪ガキ大将から不良親分になりつつあるとは。
その、ダドリーに喧嘩を売るんですよ、ハリーが!
ほっときゃいいのに、という感じがしなくもないですが。
追記(07/02/2003)
この一章で、改めて、ハリーがどちらかといえば冴えないタイプ(少なくとも外見は)の
男の子だということを再確認。映画は外面、内面ともやや美化しすぎです。
(それが悪いってことではないですよ。映画は映画としての見せ方、魅せ(させ)方がありますから)
イギリスの夏の昼間(日が出ている時間)が長いということを感じさせられます。
遅い午後、というより、日本人の感覚としては夕食時ですよね。