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「ポッタリアン情報局」分室。 今後はこちらを中心に更新していきます。 原書購読奮闘記のログ、コメント、その他のコンテンツも順次こちらに移行する予定です。 各記事にコメントをつけられますので、ぜひ、どうぞ。 お待ちしております。
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ハリーの額の稲妻型の傷跡はヴォルデモートとの接点です。
たびたびハリーはこの傷…つまり接点があることで苦しんできたわけですが、
5巻でその傾向はますます顕著になりました。
この接点故、ハリーは悪夢に苦しみ、ダンブルドアには避けられ、遂にはヴォルデモートにうまく利用されてしまいます。


「〜賢者の石」の1章で、ベビー・ハリーの額の傷に気付いたマクゴナガル先生が
「これを消すことはできないのですか?」とダンブルドアに尋ねます。
ダンブルドアは「できない。仮に出来たとしてもそうはしない。」と答えます。
ダンブルドアですらできないと言っているのですから、おそらく消すことは
出来ない、つまりハリーはヴォルデモートと接点を持つ運命を背負ってしまった、
ということなのですが、注目すべきは「仮に消すことができたとしても消さない」
とダンブルドアが言っていることです。
その理由は「handy」になることもあるかもしれないから。


handy どころかむしろその逆。
その傷がヴォルデモートとの接点だということを、ダンブルドアが最初から
認識出来たとは思いませんが、これは見誤ったとは言えないでしょうか?
ダンブルドアは、ハリーが運命を背負うことを明らかに指示したとは言えないでしょうか?


ヴォルデモートがハリーを殺せなかった理由を、ダンブルドアは「わからない」と言いました。
が、リリーの血縁であるペチュニアがいるダーズリー家にハリーを預けることを決断したということは、
その時点で、リリーの血がハリーを守ったことを知っていたとしか考えられません。
(リリーが最後にハリーにかけた魔法を教えたのがダンブルドアだったのでしょうか)
「〜賢者の石」を狙ったクィレルをハリーが倒してしまったことから、初めて
わかったこととは思えません。


また、ヴォルデモートが狙ったのは、ポッター夫妻だけでなく、
他の有力な魔法使い達も次々に狙われました。が、全ての狙われた魔法使いが
秘密の守人をたてるなどして隠れていたのでしょうか。
隠れているだけでは攻撃どころか防御もままならないと思われますから、
殉死したとしか思えないような騎士団のメンバーもいます。
騎士団のメンバーの中でも優秀な部類に入ると思われるポッター夫妻が
ゴドリックの谷に隠れていたのは、子供がまだ幼いから、というだけではなく、
ダンブルドアが知っていた prophecy (予言書)の内容があったからこそ、と
思われます。


すべてを把握しているのはダンブルドアだけ、って感じですが、
そのダンブルドアにずいぶんとハリーの人生は左右されているように思えます。
そのダンブルドアの決断として、ハリーに傷跡を残す、というのは果たして
賢い選択だったのでしょうか?(事実は、消したくても消せなかったのですが)

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