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キング・クロス駅のシーンで駅員さんが登場しますが、「〜賢者の石」でも同じくキング・クロス駅の駅員さんとして登場している Harry Taylor です。
前作の記憶があると、ニヤっとできます。
同じく、前作の記憶があるとニヤっとできるのは、ハリーに会ったとたん、ハーマイオニーが「レパロ」の呪文で眼鏡を直す場面。
「〜賢者の石」では特急の中でハジメマシテのごあいさつがわり、「〜秘密の部屋」ではノクターン横丁から逃げ出たハリーとダイアゴン横丁で偶然再会した時。
ホグワーツ生は学校の外では魔法を使ってはいけないのではないの?という突っ込みはとりあえずおいておきましょう。
ドビーがCG合成だということは言うまでもないことですが、撮影のときはオレンジだか緑のボールを先につけた棒がドビーの代わりだったそうです。
大人だって難しいこの演技を、ハリー役のダニエル君はよくこなした、と監督がインタビューで語っていますね。
後からCG合成する場合、実際にダミーの役者がその場で演じ、後で消してCGキャラを付け加えるやり方も聞いたことがあります。
その方が演じる方はやりやすいのでしょうけれど。
「〜賢者の石」でのホグワーツ特急に替わって登場したのが、フォード・アングリア。それも1963年ものでトルコ石色(ターコイズブルー)。
なぜ、ここまで細かに設定されたかというと、原作者のローリングさんの思い入れがあったようです。
ティーンエイジャーだった頃のボーイフレンドの持っていた車が、トルコ石色のフォード・アングリアだったんですって!
(その時点でかなり年季の入っていたものと思われますが…)
フォード・アングリアはイギリスフォード製の大衆向け小型車。
1959年から1967年まで、8年間にわたって製造された量販車です。
ということは、ウィーズリー氏が拾ってきた時点でも、相当年季が入っていたはず。
ガラクタになっていたから拾ってこられたということでしょうか。
映画の撮影のために集められたフォード・アングリアは、新車同様のものから乗り潰した状態のものまで14台。
30年以上40年くらい前のものですから、さぞかし大変だったことでしょう。
その大半は車道を走るコンディションではなく、廃車直前のものもあったそうです。
IMDb の trivia では暴れ柳のシーンで「壊された(destroyed)」とあるのですが、ロイターの報道では、撮影のためにわざわざ破壊した車はない、とのことです。
集められたうちの1台は、「〜秘密の部屋」のワールド・プレミア(ロンドン)の会場に飾ってありましたね。
ハリー役のダニエル君が言ったのか、ロン役のルパート君が言ったのか、二人ともそう言ったのか、メディアの報道や雑誌の記事がいい加減で確かなことは定かではないのですが、
空飛ぶ車の撮影は遊園地のジェットコースターに乗ってるみたいでとても楽しかったそうです。
予告編にもあったセリフですが、蜘蛛を追いかけてハリーとロンが禁じられた森に行く場面の
ハリー「Don't panic... 」
…
ロン「Can we panic now?」
二人の対比が面白いです。日本語では「あわてるな」「あわててもいい?」とか「もうパニクッてもいい?」など訳が統一されていなくて、面白みがいまいち半減されているような気がします。
映画「秘密の部屋」夜の闇横丁の場面でハリーに微笑みかける黒装束の魔女はローリングさんだというトリビアがIMDb に掲載されたことから(その後削除されたようです)、この噂が広く流れていましたが、ローリングさんが自身のページで否定しました。
1作目の映画「〜賢者の石」で『みぞの鏡』に映るハリーのお母さん役をオファーされたのですが、自分は女優には向かないと断ったそう。