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「ポッタリアン情報局」分室。 今後はこちらを中心に更新していきます。 原書購読奮闘記のログ、コメント、その他のコンテンツも順次こちらに移行する予定です。 各記事にコメントをつけられますので、ぜひ、どうぞ。 お待ちしております。
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日本では、映画公開日から5ヵ月半という、映画公開日から半年を待たない異例の早さでDVDが発売されます。
通常、映画のDVD、ビデオ発売は、公開日から数えて6カ月以降という世界的な取り決めがあるのだそうですが、
日韓共済のサッカーワールドカップの開催日程(2002.5/31〜)を避け、当初の予定より2週間早めたのだそうです。

これまで、同様のケースとして、「マトリックス」が2000年3月、ゲーム機のソニープレイステーション2の発売日を避けたことがあるそうです。

さてさて、各国での発売日を見てみると…


May 10 - Spain(11/30)
May 11 - Austria(11/23), Brazil(12/7), Germany(11/22), Sweden(11/30),
Switzerland(11/22), United Kingdom(11/16)
May 14 - Croatia(12/20), Denmark(11/30), Finland(11/23), Greece(11/30),
Hong Kong(12/20), Hungary(12/13), Israel(11/29), Korea(12/1),
Middle East(12/19), Norway(11/30), Iceland(11/30),
Slovenia(12/13), South Africa(11/23), Taiwan(11/17),
Yugoslavia(12/28)
May 15 - Japan(12/1)
May 21 - Benelux
May 28 - Australia(11/29), Canada(11/16), United States(11/16)
May 30 - Portugal(11/30)
June 5 - France(12/5)
June 7 - Mexico(12/7)
September 15 - Italy(12/6)

…という具合です。(括弧内日付は封切り日)

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[原作]
ローリングさんが、キング・クロス駅のシーン(「賢者の石])を考え出した時に思い浮かんでいた駅は、実はEuston(ユーストン)駅だったそうです。
…というのは、ローリングさんがハリーに出会ったのが(ローリングさん曰く「ハリーの方から頭の中に現れた」そうです)、ロンドンからマンチェスターへ向かう列車が遅れたのをユーストン駅で待っていた時のことで、列車の中でハリーの魔法学校での7年間の物語のアイデアを練ったため、ユーストン駅をモデルにしてしまったとか。
物語の中での描写と、実際のキング・クロス駅のイメージが違うとしたら、そのせいだそうです。


[映画]
キング・クロス駅のシーンは実際に、キング・クロス駅で撮影されましたが、撮影に使われたのは 9番線と10番線ではなく、4番線と5番線だそうです。
というのは、ホームとホームの間に壁(柱)があったのは、4番線と5番線の間だけだったため。
9番線と10番線の間は、(NHK特番で見た限り) 原作のように鉄柵があります。
ここを訪れて記念撮影をする人のために、駅では、「9 3/4」の看板を用意したとか。
その後、映画公開に伴い、訪れる人が増えたため看板はなくなったそうです。


原作をはしょったために、映画では、ハグリッドが駅のブリッジの上でハリーにホグワーツ特急のチケットを渡します。
このブリッジで、ハリーとハグリッドが歩いている方向は 9,10番線とは反対の方向だそうです。
(プラットホームがわからなくなるのも当たり前?)


ニコラス・フラメルは、14世紀のパリに実在した錬金術師と言われる人物です。

彼の死については謎が多いのだとか。
『ニコラス』は英語読みで、フランス語読みだと『ニコラ・フラメル』です。
彼は『賢者の石』を創ることに成功したとされてますが、実際の所は眉唾でしょう。
『賢者の石』は、錬金術の奥義であり、金を生み出す赤い石。
命の水にもなる哲学の石のことです。エリキサーとも言われます。
『賢者の石』という言葉も決まり文句みたいなものだったんですね



蛙チョコの有名魔法使いカードの人物の一人で、ロンが欲しがっているものに「アグリッパ」がありました。
アグリッパはドイツ生まれでルネサンス期を代表する魔術師と言われた人です(1486〜1535)。
本名は、ハインリッヒ・コルネリウス・アグリッパ・フォン・ネッテスハイム。


映画では、ホグワーツの階段室に、ヘンリー八世の2番目の妻で、エリザベス一世の母であるアン・ブーリンの肖像画があります。
彼女は魔女と信じられていたそうです。


ハリーのペットの白ふくろう (snowy owl) ヘドウィグはメスです。
原書「〜賢者の石」だと、はっきり『She』と書いてありますが、日本語訳だとわからなくなってしまいます。
映画に出演した白ふくろうもメスです。
(ちなみに Ook, Gizmo と Sprout の3匹一役です。主に Ook が演じたそうです)
オスの白ふくろうは真っ白なのだそうですが、メスの白ふくろうは真っ白でなく薄い褐色の斑のようなものがあるのが特徴だそうです。


ローリングさんによると、ヘドウィグの名前は聖徒の一人からとったそうです。


スリザリンのクィディッチ・チームのキャプテン、マーカス・フリントは1作目「〜賢者の石」で登場したとき 6年生でした。
彼は、3作目「〜アズカバンの囚人」でも登場しているのですが、だとすると8年生…。ホグワーツは7年生が最高学年のはずなのですが…?


ローリングさんによると、彼は留年したのだそうです(笑)。


新しい版では「〜賢者の石」登場時に5年生に直されています。

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