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昨日発売されたハリポタ最新刊の「炎のゴブレット」。 早くも売り切れているという噂を耳にして、まさか、と思い2件ほど本屋を見てみたら、 どちらも売り切れ。昨日の夕方には山と積んであったのに…。 1〜3巻のみが平積みされているのは、なんとなく間抜けである。 しかし、売り切れとは…。 (私はもちろん入手済みですが…、まだ少ししか読んでません)
これも巷の噂からだが、今回の「炎のゴブレット」は買い取り方式だったらしい。 本屋事情に詳しい人でないと知らないのが普通だと思うが、本というのは、ほとんどが 返品自由な委託販売という形式を取っている。 つまり売れなくても、小売店である本屋の損失にはならないのだ。 買い取り方式の場合は、売れ残れば本屋の不良在庫になる。 …かと言って、安売りできないのが辛いところ。 つまり、どこの本屋も、必ず売れる、と見込まれた冊数しか入荷しなかったのだと想像できる。となると、その見込みが正しければ、売り切れ状態になるのは、当たり前とも言える。
しかし、なぜ買い取り方式にしたのかよくわからない。 絶対確定数とは言えないが、既に充分な数の予約がとれている。 漫画を除くと史上最高の230万部が初版として刷られたそうだが、 これまでの出版部数を考えると、売れ残りの心配はなさそうに思えるのだが。
しかし、これだけの数が見込まれているのだから、もうちょっと安くしてくれても 良さそうなものだ。出版部数が少ない本が割高になるのはしょうがないと思う。 しかし、出版部数が多ければ多い程、1冊当たりのコストは低くなる。 始めに「〜賢者の石」を出版したときの状況では、あのボリュームで1900円というのは 適当だったと思うが、 明らかに売れると分かっている今「〜炎のゴブレット」が比例して3800円になるのは なんとなく解せない。 …が、そんな本が飛ぶように売れてしまうのだから恐ろしい。
新聞報道も凄かった。ほとんどすべての新聞が、この発売の件を取り上げていたのではなかろうか。