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「ポッタリアン情報局」分室。 今後はこちらを中心に更新していきます。 原書購読奮闘記のログ、コメント、その他のコンテンツも順次こちらに移行する予定です。 各記事にコメントをつけられますので、ぜひ、どうぞ。 お待ちしております。
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すでに英語で読んで先がわかっている状態で読むというのは、なんとも不思議な気分です。 邦訳より先に原書を読んだというのは、これが初めてではないのですが、「ハリー・ポッター」シリーズに関しては初めて。 初めて読むときのような早く先を知りたくて、グィグィと引き込まれる感じはないです。 もっと言えば「〜炎のゴブレット」に関しては、先に英語でゆっくりと読んだが故に、日本語を先に読んだ1〜3巻よりもむしろ内容がよく頭に入っているように思います。 私の読み方は辞書を使わないので、独力だったらどれだけ理解できたか怪しい所ですが、そこは、4巻感想サイトや4巻読書お助けサイトなど利用してアフターフォローしていたので、そのせいかもしれません。

英語で読んでいて「わっかりにくい〜」と何度か繰り返して読むことになった段落などありましたが、やはりそういう部分は、日本語で読んでもわかりにくいです。 わかりにくい、というのは文章が悪いわけではないのですが、サラッと1回読んだだけでは(調子にのるとドンドン斜めに読み出す悪い癖)、前後関係などが把握しにくいということです。 英語で読んでいてわからなくなると、自分の英語力の無さに落ち込みかけるのですが、なぁ〜んだ、日本語にしても複雑な場面と思うと、元気が出てきたりして(笑)←ゲンキンな奴

次作は原書が出たら真っ先に購入です!!(笑)

先に英語で読んでしまうことの弊害(?)として、勝手に日本語読みや日本語訳を想像してしまうということがあります。 Mr. Crouch は素直に読めば、クラウチ氏に違いないのですが、日本語にない音だと思われるのでどうなるかわからない…と思ったら、そのままクラウチ氏でした。 一方、Rita はリタ以外、考えられないでしょ〜と思っていたら、なんとリータ。 その他、英語以外の言葉(固有名詞)は、英語読みするか原語読みするかで違ってきてしまいますから、日本語訳を想像するのが難しいです。 フラー、カルカロフ、…など。

それから、邦訳版で様々な活字や太字、大きい字を使い工夫してありますが、それがうるさく感じられるようになりました。 「〜賢者の石」の世間の書評の中には、工夫された活字がうるさい、というようなことが書いてあったのもありましたが、3作目までは、私はうるさいとは感じていませんでした。 「〜炎のゴブレット」は原書を先に読んだせいか、自分の中のイメージを邪魔されるような感じがするのです。 やはり、自分のイメージができあがっているのでしょうか。 全てについて言えることですが、邦訳は原書(オリジナル)の一解釈にしか過ぎない、というのを痛切に感じます。

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