「ポッタリアン情報局」分室。
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舞台は、ハリーにとって心地よいウィーズリー家に移ります。
お兄さん達のビルとチャーリーもワールドカップ観戦の為に戻ってきているのでハリーの出る幕はありません(苦笑)。
ハーマイオニーもここで合流なんですが、残念ながら出番は少ないです。
ウィーズリー家の描写というのは、魔法使いの生活をかいま見る貴重な場面です。
マグル世界にはない突拍子もない部分と、魔法使いなのになんで魔法で解決できないのだろう思わせる部分のミックスです。
「ハリー・ポッター」の世界で繰り広げられる魔法というのは、それほど便利なものではないことが、特徴だと思います。
それ故、魔法使い達の生活や、魔法学校での生活は、かなり人間世界に近いイメージなのです。そこにハリー達登場人物に等身大の部分を感じられるのが、この物語を身近にしているかと思います。
ウィーズリー家で繰り広げられる光景は、いつもの通りと言えるものなのですが、大人の会話には要注意。
1章で漂っていた不穏な雰囲気をちょっと思い出させます。
また、1章での話とここでの会話の内容が一致することから、第1章での出来事はハリーが勝手にみた夢ではなさそうです。
まるでサラリーマンのお父さんやお兄さん達が話すような会話が繰り広げられているのは、これまた今までの魔法界とは一味違う「ハリー・ポッター」特有の世界だと思います。
2,3作目では比較的少なかった、言葉遊びが章タイトルになっているのが嬉しいです。
これは頭韻をふんだお遊びですよね。
正確な発音はわかりませんが、なんとなく面白い響きだということは感じます。
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