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さてさて次なる試練(課題)は…ということで、思いっきりほほえましくて笑ってしまいます。
今年はクリスマスにダンスパーティーが催され、さらにトーナメントの参加者はみんなの前でパートナーと踊らなければいけない…そしてこれがハリーにとってはメチャクチャ『試練』なわけです。
そういう決まりだから、と無碍に言い放つマクゴナガル先生も凄い!
このダンスパーティーのことで、学校中が変な感じになります。
みなお相手のことで夢中というわけです。
一気に青春学園ドラマ風になってしまいました。
ハリーはヒーローということで、黙っていても言い寄ってくる女の子がいるのですが、態度を決めかねているハリーはみんな断ってしまいます。
ハリーより背の高い上級生の女の子も誘ってくるのですが、それに対するハリーの言い草ったら…。やはり、身長差とか気にするのですね。
土壇場で意を決して、レイブンクローのシーカーであるチョーに申込みにいきます。
この申し込みのシーン、最高です。
「Wangoballwime?」…って完全に舌もつれちゃってます。
でも、「Will you ....?」でなくて、僕と一緒に行きたい?なんですね。
英語のニュアンスとしてはよくわかりませんが。
一応、年上だし、もうちょっと丁重にお誘いするのかと思っていました。
チョーの反応を見ても、そんなに無礼な感じでは無さそうなので、そんなものなのかもしれません。
ところで、チョーは一応上級生なのですが、ハリーとそれほど変わらない身長なのでしょうか。ハリーも小柄という設定だし、チョーもかなり小柄なのでしょうね。
(だから東洋人?)
お誘いの方は、結局、ダメなんですけどね。
チョーは既に、もう一人のホグワーツからのトーナメント参加者セドリックに誘われて OK していました。これって、微妙です、非常に微妙です…。
一方、ロンも何をどう間違ったのかどう考えても間違いな相手に申し込んで粉砕。
パーティーまでは日が迫っているし、かなり追い詰められたところで二人が思い出したのがハーマイオニー。…ってことは今まで女の子と思われていなかったんですね。やっぱりというかなんというか。
当然ハーマイオニーは怒ります。
なんと、あのネビルも申し込んで断られたというところがなかなか笑えます。
その結果がネビルとロンの妹ジニーという組合せというのも面白いですね。
なんとか、間に合わせの相手を見付けることができ、ちょっと一安心のハリーとロン。
もっと女心を勉強しないといけませんねぇ。
トーナメントが一段落して、屋敷しもべ妖精の話になります。
なんと2作目で登場したドビーと再会します。
ここでわかったことは、ドビーは屋敷しもべ妖精としてはかなり変わっている方だということ。
この4作目でも屋敷しもべ妖精は、悪の魔法使いの悪事を暴くキーを持っていそうですが、どうなっていくのでしょう。
いよいよトーナメント最初の関門(課題)が行われます。
ハーマイオニーに呪文の特訓してもらった成果もあり、ハリーは無事通過。
クィディッチはないのかとがっかりしている所に、まるでクィディッチのようなスリリングな展開に、読者としてしっかり満足。
うまく話をおさめているなぁ、と思います。
それよりも何よりも、ハリーとロンが仲直りできた方が重大事件。
結局ロンが一方的に謝ったような形なのですが、少なくともバッジを投げつけたことをロンに謝りなさい>ハリー。
お互い「Forget it」なのかもしれませんが。
しかし、二人の仲直りを泣く程感激するなんて>ハーマイオニー。
間に立って、いろいろ辛かったのでしょうね。
昼はホグズミード行き、夜はハグリッドの所へおよばれ、夜中はシリウスとの密会、と忙しいハリーの一日です。
透明マントを着てホグズミードへ行くハリーの気持ちはわからなくもないですが、そこまでやることないような気もします。
しかし、ムーディ先生には透明マントも通用しないとは、なかなか謎深き先生です。
ハグリッドがハリーを呼んだ理由は、対抗トーナメントの最初の関門のヒントを与えるため。
ムーディ先生もハリーに助言をするし、いったいどこまでが公正な闘いなのだかわからなくなってきました。
ロンとは仲直りのチャンスはあったものの、更に喧嘩してしまいます。
そういうものなのですけどね…。
でも、いくらなんでも、バッジをロンに投げつけるなんてひどい!>ハリー。
なかなか仲直りできない二人にハラハラ。
ハリーとロンは、仲違いしたまま日は過ぎていきます。
ハーマイオニーがちょっと大人になって中立な立場をとってくれているのがせめてもの救い。
でも、いくら親友とはいってもハーマイオニーではロンの代わりにはならないというのが、妙に現実的。
早く仲直りしてくれないかと、クィディッチよりも三校対抗トーナメントよりもハラハラさせられます。
そんなハリーを新たに悩ます種が登場。
ウィーズリー家での会話でも出て来た女記者リータです。
この後も何かと厄介な存在になりそうです。
オリバンダー老人の再登場も意外でした。
何しろ、ハリーの杖はクィディッチワールドカップの時のゴタゴタで一度落してしまっているので、もしかしたら、誰かが何か仕掛けをしているかもしれないと、杖の検査ではハラハラしましたが、何事もなくパス。
そんな心配をしていたのは読者の私だけで、ハリー自身は、ハリーの杖がヴォルデモートの持つ杖と兄弟杖だということにハラハラ。
そのことは、他の者は誰も知らないんだ、ということを再認識。
そんな杖の秘密もいつの日か明らかになる時がくるのでしょうね。