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「ポッタリアン情報局」分室。 今後はこちらを中心に更新していきます。 原書購読奮闘記のログ、コメント、その他のコンテンツも順次こちらに移行する予定です。 各記事にコメントをつけられますので、ぜひ、どうぞ。 お待ちしております。
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毎年、何かしらあるため、ハリーが上級生として組分けを見るのは初めて、というのがなんとなく不思議でありますが、毎年、毎年、つまり毎回、毎回、組分けの描写があったら、それはそれでうっとうしいです。
お騒がせなハリーのおっかけファンの下級生の弟がホグワーツに入学。
今年は、兄弟で何かやらかしてくれるのでしょうか。
さっそく弟は湖に落ちて、化け物に捕まりかけたようです。


ホグズミード駅からホグワーツ城までは、「〜賢者の石」の印象では湖で隔てられているかのようですが、陸路もあります。
新入生が湖をボートで渡るのは儀式なんだそうで、それならば、湖はそんなに大きいものではないのかもしれません。
大きなものだと思っていました(苦笑)。


さて、今までのは序章でようやく物語のスタートラインという感じになりますが、今年は、クィディッチがなく、魔法学校の三校対抗トーナメントが開催されるという予想外…というか予想できるわけがない展開になりました。
毎度毎度クィディッチで盛り上げるわけにもいかないでしょうし、クィディッチでグリフィンドール優勝というのは、3作目で達成されたので、品を替えたのでしょう。

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いよいよ、ホグワーツへ出発する日がやってきて出発です。
ウィーズリー一家と一緒に行く以上、物静かに行くなんてことは不可能ですが(笑)、朝からドタバタです。
一日中、雨が降っているのは何かの伏線でしょうか。
これからの1年の暗さをなんとなく暗示しているような気がしてなりません。
暗いかどうかはともかく、暗示されるまでもなく、意味深なセリフなどから、今年は何か違うということはわかります。
それから、クィディッチカップの会場に続き、ホグワーツ城の存在がどうしてマグル達にばれないようになっているかなどの説明が初めてなされます。
読者の素朴な疑問に対する回答が、いくつかちりばめられているように思うのですが、やはりこれは4作目だからでしょうか。
おそらくこの4作目は、構想はそれ以前にあったのでしょうが、1作目が世に出て大ヒットされている中で執筆されていたものだと思われるからです。
魔法使い only の世界が、魔法によりマグルには見えなくなっている、というのはある意味わかりやすいですが、4次元空間にあるようなイメージを持っていた私には、ちょっと肩透かしな種明かしでした。


それに、ホグワーツ以外にも世界各地に魔法学校があるというのも、なんだか…。
ダンブルドアの存在が急に小さく思えてきてしまいます。
ということは、それに匹敵する力をもつヴォルデモートもしょせん、英国の魔法界で恐れられている存在にすぎない…ってこと?
いえ、そこまで物語では言っていませんが。
魔法界での国境がマグル界での国境と同じようなのも不思議といえば不思議です。
マグル界の国堺が変化するたびに、魔法省も編成を変えているのでしょうか。
種明かしされたら、種明かしされたで、またまた読者の素朴な疑問が増えてしまいそうです。


読者的には謎が提議されただけの事件でしたが、魔法省では大混乱です。
話はずれますが、魔法の世界というと、王様や女王様がいて…というのが定番ですが、ハリーの世界では、魔法省というお役所がある所が面白いです。
役人でない癖に役人を動かすマルフォイ氏のことなど、現代社会を皮肉っているのでしょうか。
ホグワーツを卒業して魔法省に就職したパーシーはかなりキャラが変わってしまったように感じるのですが、優秀な優等生が社会に出た時に、意外に役に立たない、というのを、これまた皮肉っているのでしょうか。
ホグワーツの監督生時代は、頭はいいみたいだけど、ちょっと融通きかないかな?
くらいの印象だったのですが、かなり融通効かないタイプのようです。


ストーリーの場がウィーズリー一家に移ってからというものの、登場人物がやたらと多いので、主要キャラでその場にいるはずなのにセリフがまったくない場合が多々見受けられます。
いったい何しているんだろう?と想像するのも読書の楽しみのうちかもしれません。


問題の事件は試合終了後に起きます。
もっと凄い事件が起きるのかと予想していたので、それほどでもなかった、というところでしょうか。
それほどでもない、なんて簡単に済ませられることではないのでしょうが、その辺り、いまいち実感がわきません。
ヴォルデモートの恐怖についても、語り継がれていることをまた聞きしているだけなので、彼の本当の狙いは何なのか、最終目標は何なのか、それがわからないので恐怖感がわかないのかもしれません。
ドキドキはしますけど…ね。
謎なぞだらけで、これは事件のほんの幕開けに過ぎないのでしょう。


そして、いよいよ試合です。
観客席は観客席で、魔法省関連などのいろいろな人間模様が見られるのですが、怪しいと思って見ると、みんな怪しく見えます。
特に1章での話がありますから…。
試合中に何か起きるに違いないと思っていたら、試合は試合で進行、そして終了。
もちろん学内の試合なんかより数段ド派手です。
応援のヴィーラに、ハリーもロンもクラクラ来てしまった、
という下りは笑ってしまいました。
ハーマイオニーは面白くなさそう…というわけで、お年頃なのですね。

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