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やられました…。優勝カップがポートキーだなんて、思いもしませんでした。
6章が伏線だったなんて…!短いながら、まるまる1章あてていて、章タイトルにまでなっている意味がやっと判明しました。このアイデアには、脱帽です。
ポートキーでハリーとセドリックは、どうやら、リドルハウスの近く(?)に飛ばされたようです。こうなったら、絶体絶命ですよね。
まず、セドリックが、あっけなく殺されます。呪文一言で…。
このあまりにあっけない死…。ひょっとしてこれは嘘ではないのだろうか、と思ってしまうくらい淡々と語られています。
そして、ハリーが一緒に優勝カップに触れよう、などと提案しなければ、ハリー一人で優勝カップに触れていれば、セドリックは死ぬことはなかったでしょう。
生きた心地がしないハリーの目の前で、ヴォルデモートの復活(という言葉が適切かどうかわかりませんが)の儀式が行われます。
絶体絶命のハリーの目の前で行われるだけに、残酷です、残忍です。
ひょっとして悪夢なのではないかと思うくらい現実離れしています。
さてさて、第3の課題は間近。
迷路ということはわかっているので、魔法生物をやっつける呪文やら、方角を知る呪文やらの特訓です。
ハリーは試験を免除されるからいいけど、ハーマイオニーとロンもハリーの特訓におつきあい。マクゴナガル先生は、変身術の教室を空いている時間、使って良いという特別のはからい。
いよいよ、課題の日を迎えます。
が、またお騒がせ記者リータのゴシップ記事。
みんなハリーに見せまいとしますが、そうすれば見ても見なくても、ハリーのことをあれやこれやと書いているのは明白です。
課題の日の朝にぶつけるところがリータの嫌らしさですね。
さて、課題に参加するチャンピオンの家族が招かれているという話にハリーびっくり。
そりゃぁ、ダーズリー家の人が来てたら、嫌ですよね。
来ていたのが、ウィーズリー夫人とビルでホッとしました(笑)。
しかし、家族が招待されるなんて、そんな課題は危ないものでしょうか。
嫌な予感です。
そして、課題。
途中で、フルールフラーの悲鳴を聞いて心配するハリーって、実はフェミニストだったりして。
1年前のクィディッチの時も、女性の選手相手に体当りできなかったハリーですから。
迷宮の最後の方で、スフィンクスがいて謎かけをする、というのは古典的ですね。
さて、スフィンクスを抜けると、後は優勝カップまで一目散…と思ったら、既にセドリックが先を急いでいました。ところが、蜘蛛がセドリックを狙っている…、けれども彼はそれに気付いていない…。
結局、ハリーとセドリックと二人で危ういながら、蜘蛛を退治します。
そして、お互い、譲り合ってしまうのです、優勝カップを…。
そして、ハリーの提案により、一緒に同時に優勝カップに触れることにしたのですが…。
この第3の課題で誰か死んでしまうのかと、ハラハラしていたのですが、
そこまで危険なレースではなかったようです。…ということは、危険はこれから
ということで…。
ダンブルドアの部屋で、ハリーは、ダンブルドアの過去の記憶を盗み見してしまいます。
過去の記憶をしまっておくアイテムなんて、魔法界の不思議グッズですねぇ。
過去の経緯を100%シリウスに語らせるわけにいかないし、かと言って、ダンブルドア自ら雄弁に語るのも変なので、こんな不思議アイテムが
登場したのでしょう…ってやけに冷静に分析してますが…。
好奇心を持つのはいいことだけれど、その好奇心を抑制することも学ばないと、と、一応、ダンブルドアにハリーは釘をさされます。
でも、ハリーの質問にはいつもきちんと答えてくれるんですよね。
きちんと、の意味には、答えられないものは答えない、という場合も含まれていますが…。
ダンブルドアの過去の記憶を通じて、過去を垣間見て、今までわからなかったことの謎が解けたような、謎がよけいに深まったような不思議な感じです。
素朴な疑問ですが、あのマジカル・アイなしにどうやってムーディ先生をムーディ先生だと判別できるのでしょうか(爆)。
それはともかくとして、揃いも揃って過去にワケありな人物が、三校対抗トーナメント開催の名の元に大集合してしまったのですね。
魔法省からの審判を別の人にするとか、なんとかできなかったのでしょうか。
そもそも、クィディッチ世界選手権でただでさえ魔法省は忙しかったのに、さらに三校対抗トーナメントまで復活開催して余計に忙しくするなんて。
わざわざ、三校対抗トーナメントを復活開催させた経緯がよくわかりません。
物語を作るため(笑)なんて言ったら、身もフタもありませんが、そんなところなのでしょう…な〜んて、違ったりして。
しかしまぁ、スネイプがかつて死喰い人(デスイーター)だったというのは驚きです!
どういう理由であれ、一時は闇の陣営にいた人だったなんて!
詳細はまだまだわからないので、決めつけるのは早計です。
死喰い人(デスイーター)だったということは、闇の魔術に詳しいのは当たり前。
もとは闇の陣営にいたマルフォイ氏がスネイプをお気に入りなのも当たり前。
そういうことになりますね。
「〜賢者の石」のときの行動を振り返ると、今では改心したのかと思いますが、よくわかりません。
それからネビルの両親の一件については言葉がありません。
今後、ネビルがどう物語の中で役割を果していくのか興味深いところです。
それにしても、シリウスはダンブルドアとも文通していたなんて!(笑)
ハグリッドに付き添われて寮に戻ったハリーは、さっそくロンとハーマイオニーに事件を報告。
シリウスに報告するために、翌朝も早くから3人でふくろう小屋へ…。
そこで出くわしたのが、フレッド&ジョージ。
この二人もワケありのようなのですが、何が何だかわかりません。
卒業後のことも考えないといけないし、何やら計画しているのではないかというロン。
ひょっとして、物語の冒頭、夏休みに、冗談グッズ通販の計画を立てていたことや(これはお母さんにばれて失敗)、クィディッチ世界選手権の時にごっそり有り金をはたいて賭けをしたことなどが、すべて関係してくるのでしょうか。
最初に読んだときは、物語のアクセントして軽く楽しんでいましたが、実は最終章への伏線になっている、なんて…とってもありそうです。
ムーディ先生に、事件に興味を持つより、課題の準備をしろと釘をさされ、やっと第3の課題のことを思い出すハリー。
さらには、賢者の石の時のように、ロンやハーマイオニーの知恵を借りろ、とも。
結局のところ、ムーディ先生はハリーの味方なのでしょうけど、不思議な目の秘密はどうなっているのでしょう?
夜遅くまで…というか、朝、未明(?)まで事件について話していた3人は、魔法史の時間ではコックリコックリ。
睡眠不足を補ったというのは爆笑ものです。
いつもはノートをとるハーマイオイーですら、目はうつろ。
そして、占い学の時間に事件はおきます。…事件といってもハリーの夢のことですが。
この夢ですが、1章を再現するかのような夢。
傷の痛みに床に倒れてハリーは目を覚まします。
気分が悪いから医務室へ行きたい、と主張するハリーに、トレーロニー先生、今この場を離れたら夢の続きが見られない、と。さすが占い学ので先生です。
ハリーは、夢なんて見ていない、と嘘を言い、教室を脱出。
向かうのは、医務室でなくダンブルドアの部屋です。
でも、合言葉がわからないのですよね。
ダンブルドアの好きなものを適当に並べて言っていきます。
百味ビーンズ!…あ、これは(ダンブルドアは)好きじゃなかった…は笑えます。
最高に笑えるのは、合言葉そのもの。
ハリーがやけくそで言った、ゴキブリなんとか…で開いてしまいます。
冗談だったのに…と思いつつも、ダンブルドアの所へ急ぐハリー。
でも先客がいました。しばし、躊躇して先客達の会話を聞いてしまいます。
ここで躊躇してしまう気持、わかりますよねぇ。
先客がいなくても、いざ、ダンブルドアの前へ進もうとしたら、行けなかった、なんてありそうな話です。
しかし、先客の一人であるムーディ先生が、ポッターが話があるようです…と。
この先生、何でもお見通しなんですね。
ムーディ先生の秘密、知りたいです。
ホグズミードで買った靴下をお土産…というかお礼に持参して、ドビーを訪問。
クリスマスに間に合わせのプレゼントをあげたことがやはり後ろめたかったのでしょうか>ハリー(笑)。
屋敷しもべ妖精のことでは、いろいろ思うところがあるハーマイオニーと、屋敷しもべ妖精の所にきて食べることしか考えていないロンが、あいかわらずかみあっていなくて笑えます。
そして、あいかわらずメソメソしているウィンキー。
かつてのご主人だったクラウチ氏のことを、ほんとに心配しているようです。
たとえ、ワケありだったとしても…。
この辺りの描写を読んでいると、果してハーマイオニーの活動はどこまで正しいか悩むところがあります。
屋敷しもべ妖精を人間…マグルや魔法使いと同じように考えるのは、無理があるように思ってしまうのですが。
雑誌のゴシップにされた結果、ハーマイオニーの所に嫌がらせの手紙がたくさん届きます。
挙げ句の果て、怪我をしてしまうという恐ろしさ。
なんか凄いです。いずこの世界も似たり寄ったりなのか…。
これで負けないのがハーマイオニーらしいところですが、どうして、第三者が知り得ないようなことまで、記事になっているのか、どうやって知ったのかつきとめると、息巻いています。
この辺の謎も最後には明らかになるのでしょうね、楽しみです。
そして、月日は流れ、既に5月。
そろそろトーナメントの第3の課題が気になるころです。
マクゴナガル先生に言われたとおり、ハリーが、指定された日時にクィディッチ競技場にいくと、なんと!競技場が迷路に。
これが、今年はクィディッチができなかったワケだったのですね。
ちゃんと競技場は元通りになるようだから一安心です。
そして、迷路といってもただの迷路ではなく、中にはハグリッドの大好きな魔法生物や呪文がかけられているとのこと。
モチーフはクレタ島の迷宮ってところでしょうか。
ハグリッドが用意した魔法生物がいるってことは、ハリーに有利そうですが、はてさてどうなるのでしょう。
ここまできても、まだまだ章タイトルのクラウチ氏が出て来ません…。
課題のアナウンスのあと、クラムはハリーと話したいと言います。
例のゴシップ記事に書かれたハリーとハーマイオニーの関係のことです。
クラムは本気でハーマイオニーのことが好きになってしまったのですね。
…ふぅ〜む、どこが気にいったんでしょう…。
それはともかく、短刀直入に聞いたクラムに、ハリーは、彼女は友達だからガールフレンドじゃない、とキッパリ。それはもうほんとにキッパリ。
もし、これをハーマイオニーが聞いたら、それはそれで「私だって女の子なのよ!」
と怒るのではないかと思うくらいキッパリと。
女の子の方からすれば、友達だと思っていても、まったく女の子として意識されていない、とすればそれはそれで面白くない…ですよねぇ、きっと。
まぁ、それはいいのですが、ここで、ハリーとクラムが遭遇したのが、禁じられた森から出て来たクラウチ氏。
明らかに様子がおかしくて、とりとめもないことを口走っています。
もうこれは何かワケあり。
とりとめもないことの中に「Weatherby」があったのには笑ってしまいましたが。
やはり、「ウィーズリー」と認識されていないようです>パーシー。
とりとめもない…ことながら、その中に出てくる単語は意味深で、ダンブルドアの名前まであります。
ハリーはダンブルドアを呼んでくることを提案、クラムに見張っていてくれるように頼みます。
たいてい、ここで敵(この場合はクラウチ氏)に逃げられるのが相場なのですが、読者の予想通り、やっぱり逃げられます。
ダンブルドアの所に直行するより、もっと近い場所に小屋があるハグリッドの手を借りる方法もあったでしょうに、ダンブルドアの所に直行しようとするハリー。
まっすぐは行けないのだろう、との予測通り、合い言葉が2年前とは変わっています。
そこへ現れるスネイプ。またスネイプ先生ですか?…って感じです。
どうして、こう毎回毎回、絶妙なタイミングで現れるのでしょう。
どこまで引っ張られるのかとドキドキしましたが、すぐにダンブルドアが現れてホッ。
でも、舞い戻っても、時既に遅し、なんですよね。
そして何やら険悪なムードになってきます。
第3の課題は予定通り行われるのでしょうか。