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ハリー達を見つけた敵は、どうやら下っ端っぽい。すったもんだの挙げ句、ハリー達が連れて行かれたのはマルフォイ家。ドラコは、彼らがハリー達かどうかわからないと言う。なぜ?話の流れで、ドラコは定かでないようなことを言うのだろうなぁ...と思いながら読み進めていったらやはりそうだった。いつまでも敵に見つからないのは不自然だし、かといって捕まってすぐにヴォルデモートまで一直線では話が短絡過ぎる。やや時間稼ぎ的な印象だが…。
マルフォイ家には、ルナやオリバンダー老人、グリップフックも捕われていた。次は、ヴォルデモート登場?と思いきや、ハリーの窮地を救ったのはまたまたドビーだった。屋敷しもべ妖精の魔法は魔法使いの魔法と違う、というのがトリック。そしてドビーが“free”なしもべ妖精だからできること。しかしドビーは…。
伝承の3つのアイテムの存在についての見解が、ハーマイオニーとハリーで分かれている。物語的には、伝承でした、ではつまらないのだが…。
そして後半、ラジオの登場。ふぅ〜ん、パスワードねぇ。懐かしい声がいっぱい。こんな形で各人の消息を語る。面白いアイデア。あくまでもハリーの視点からの物語なのだ、これは。
で、またもや絶対絶命の危機を迎える。
魔法使いの世界に伝わる3人の兄弟のお話。 3人にそれぞれ与えられた、杖と石と透明マント。言い伝えにのみ残る架空のアイテムだと思われているかもしれない。が、透明マントはハリーが持っているもので存在する。では杖と石もあるはず。杖は、この伝承と関係あるのかないのか、何らかのキーになることはこれまえの流れでほぼ確定。つまり関係あるのだろう。石は…、賢者の石と関係が?と思ったが、どうやらそれとはちょっと違うようだ。賢者の石は、1巻の最後で壊され、既にもう存在しない。
1巻に通じる謎解き要素が満載。 1巻ですっかりこのシリーズの虜になってしまった者としては、こういう展開は大歓迎。冒険活劇やらヤングアダルト系からグルッと回って本来の土俵に戻って来た感じ。
さてさて、やっぱりルナのお父さんは怪しかった。ハーマオイニーの機転でまたこの危機を脱することが出来るのか。
ダンブルドアがロンに遺した灯消しライター。ロンが、ダンブルドアは僕がハリーから run out することを知っていたんだ、と言うと、ハリーは、ロンが必ず戻って来るって知っていたから(ロンに遺した)…と。いいコンビ。
さて、3人組、次の目的は Lovegood氏…ルナのお父さん…に会うこと。会って、彼がビルの結婚式の時に身につけていた印について尋ねることが目的。
Lovegood氏の住まいは隠れ穴の近く。隠れ穴には寄ること無く、Lovegood 家へ。何やらやはりおかしな家。何かありそう。
さて、核心へ。 7巻のタイトルに含まれている語「Deathly Hallows」がようやく登場した。
ハリーとハーマイオニーは、ゴドリックの谷を離れて、森へ。そこでハリーは一人、導かれて森のの中へ行く。そしてそこにあったのはグリフィンドールの剣!
ポンと取れるようにそこに置いてあるわけがない。もちろん Accio が効くわけもない。ハリーは意を決して、剣が沈んでいる pool へ入る。 …が、…!?
そこに救世主のように現れたのがロン!後で話をきいたら、Deliminator に導かれてやってきたらしい。灯を消す以外の効果があったのだ。だからこそダンブルドアがロンに遺した?
ともかく、またこれで3人組。
... しかし、あれだけ計画を練ったプリベット通りから脱出劇。計画を練ったのは騎士団側だけでなく、ヴォルデモート陣営も一緒。欺き欺かれお互い大変だったと思うのだが、3人組になってからの行動はある意味、身軽。魔法で身を守っているとはいえ、この程度で大丈夫なのか、と思ってしまう...。