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「ポッタリアン情報局」分室。 今後はこちらを中心に更新していきます。 原書購読奮闘記のログ、コメント、その他のコンテンツも順次こちらに移行する予定です。 各記事にコメントをつけられますので、ぜひ、どうぞ。 お待ちしております。
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ハリー達は、ルシウス・マルフォイ他デスイーター達に囲まれました。
マルフォイ氏は、prophecy - 予言書(という訳が適切かどうかわかりませんが)
をよこせ、とハリーに迫ります。
でもハリーにはその意味がわかりません。もちろん読者にも。
やはり、シリウスが襲われるイメージをハリーが見たのは、オトリだったのか?
シリウスは本当はいったいどこにいるのか?
ハリーが知らなくて、マルフォイ氏達デスイーターが知っていて、
そしてダンブルドアも知っていることとは?
ヴォルデモートはなぜ、ハリーを赤んぼのうちに殺そうとしたのか?
デスイーター達はなぜヴォルデモートとハリーが名前を言うのを嫌がるのか?
謎が謎を呼びます。


とりあえず差し迫ったことは、ハリー達はデスイーター相手に戦わなくてはなりません。
ここにきて、DA での練習が効果を現します。
ネビルが一所懸命戦っているのが健気。(よくぞここまで成長して…)
ハリーは、急ぐあまり、なりゆきとはいえ、友達と一緒にここに来たことを激しく後悔します。
ハリーだけでいいところを、今や6人全員が危機にさらされているのです。
奴らの狙いはハリーの prophecy なので、それを手に入れるまで、
ハリーに決定的なダメージを負わせることはないようです。



この章で出てきた魔法用語



  • Aquavirius Maggot
  • Flagrate … 既に調べた部屋のドアに、ルーナが「X」マークをつけた呪文。
    フラグをたてる、の flag の変形?
  • Alohommara … 鍵のかかったドアを開ける呪文
  • Sirius's knife


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双子が残していった、アンブリッジの部屋のドアの2つの箒型の穴…、
見てみたいものですねぇ(笑)。
当然ハリーのファイアボルトはもっと厳重な場所に移されました。


おかしいのはロンです。
(監督生の)僕がお母さんに怒られる、と最初は怯えていました。
さらにハリーは、自分が双子に開店のための資金を提供したことを
白状しなくてはならなくなります。
それを聞いたロン、それじゃ、怒られるのは僕じゃないや、と。
ロンの表情が目に浮かぶようです(笑)。


グリフィンドール対レイブンクローのクィディッチの試合の日、
ハグリッドはハリーとロンを密かに呼び出します。
「試合が終わってからではダメなの?」と二人はゴネますが、
アンブリッジに怪しまれないためには、試合中が好都合と、
ハグリッドは二人を禁じられた森の奥へ誘います。


ほんと、ハグリッドのやることは、想像をはるかに越えています!!
ドラゴンの卵の次は、巨人ですか!?
いえ、ドラゴンと巨人を同列に扱うのは無理がありますが、
そうなんです、ハグリッドが森の奥に隠していたのは Grawp という
名前の巨人だったのです。しかもハグリッドとは半分血のつながった
弟だと言います。


片親が違う兄弟の登場、というのはTVのメロドラマではよくありそうな
設定ですけどね。



ハグリッドが新学期になってもしばらく姿を見せなかったのは、
この Grawp を巨人族のいる所から、ここまで連れてくるのに時間が
かかったから。
そして、ハグリッドが傷だらけだったのは、力の加減を知らない
Grawp に傷つけられていた、ということが判明します。


魔法省の対ダンブルドアの動きと関係があるのかと思っていたら、
見事に裏切られました。
この非常ともいえる事態にまったくハグリッドは…。


ハグリッドが Grawp を連れ帰った気持ちはわかります。
でも、万が一のときには、と巨人の世話をハリー達に託すのは、
まったく困ったものです。
「トレローニーみたいになりたくないんだ!」
「弟なんだ!」
ハグリッドの気持ちは充分わかりますが、
そんなハグリッドの願いを聞き入れなくてはならない
ハリー達にも同情。


森から出るときもちょっとした災難に遭います。
ケンタウルス達は、フィレンツェのことで怒っていて、
人間は森に来るな、という態度なのです。
ハグリッドは、子供は大丈夫だから、と言うのですが、
ハリー達はますます心配になり、
ハグリッドに万が一のことが起こらないよう願うしかありません。


クィディッチの試合が終ったようで、ハリーとハーマイオニーは
城に戻る人込みに紛れることに成功します。
そして、ロンを揶揄するあのメロディが聞こえてきて、
ハーマイオニーはムッとします。
でも、よく聞いてみると、歌っているのはグリフィンドール生、
そして歌詞の内容は…


ウィーズリーはゴールを許さない、と替えられています。


そう!グリフィンドールが勝ったのです!
ロンは、双子の兄がいないことで、リラックスして試合に
臨めたようです。


いよいよ、OWL の試験が近づいてきました。
試験一色ムードなところは普通の学校と変りません。
面白かったのが、持込禁止品のリスト。


  • Auto Answer Quills (自動回答ペン)

  • 思い出し玉

  • Detachable Cribbing Cuffs (着脱式カンニング袖)

  • Self-Correcting ink (自動修正インキ)



試験が始まり、生徒達がピリピリしている中、
ハーマイオニーのお言葉が強烈です(笑)。
古代ルーン学のテストの後
「どうしよう、一つ、勘違いして間違えちゃったわ」
「一つくらいどうってことないじゃないか(どうせ君はほとんど満点なんだし)」
「合格と不合格の境目はたった一問のミスがあるかないかだわ!」
はい、おっしゃる通りです…。


ハリーは、闇の魔術に対する防衛術の実技試験では、守護霊を作り出して見せ、
なかなかの好成績をとれそうです。
日頃苦手意識のある、魔法薬学でも、スネイプがいないせいか
(OWLの試験は、別に試験官がやってきます。)好調。
ほんとに、魔法学校とは思えないくらい、ごく普通の試験の光景です。
それにしても2週間も試験が続くなんて…ふぅ〜(溜息)。


そして、事件は、天文学の実技試験の最中に起きます。
とうとうハグリッドがアンブリッジに追われました。
ハグリッドはなんとか、逃げられたようですが、騒ぎに巻き込まれた
マクゴナガル先生が倒れました。
天文台は、ホグワーツでも一番高い所にあるはずですが、ハグリッドの小屋の
周辺で起きている騒ぎの声が聞き取れるのでしょうか。
それくらい大声で緊迫した様子だったのでしょうか。


翌日の魔法史の試験の最中、ハリーは眠りに落ち、また夢を見ます。
今度はシリウスが襲われています。


え〜〜っ!シリウスなんですかぁ?


ハリーは、シリウスを救うべく行動を開始します。
頼みの綱のマクゴナガル先生を訪ねて医務室に行くと、先生は聖マンゴ病院に
移された後。そんな重症な先生のことも心配ですが、ハリーは、自分自身が
シリウスを助けに行かなければいけない、と自覚します。
ハーマイオニーは止めますが、結局、彼女とロン、ジニ−、ルーナの助けを借りて、
再びアンブリッジの暖炉を使うことにします。
…が、失敗。
アンブリッジにとうとう捕まってしまい杖まで取り上げられてしまいました。


ドキドキハラハラのレールも急な坂にさしかかったようです。
口を割らないハリーに自白剤を使おうとスネイプが呼ばれます。
こうなったら、スネイプが最後の頼みの綱。
本当か嘘かわかりませんが、自白剤は切れていて作るのには1ヵ月かかるということ。
ハリーは知っている人にだけわかるように、一言叫びますが、スネイプに伝わったか
どうかはよくわからない…。
伝わっているけれど、その場では表情や態度を変えていないだけ、と思いたい…。


危機一髪の所、ハーマイオニーが機転を利かした作り話で時間稼ぎをはじめます。
作り話にダンブルドアを持ち出すとは、恐れ多いような気もしますし、
よくそんなことを考え付くと感心してしまいます。
ともかく、アンブリッジの気を引くには成功。


このままうまく、ハリーはシリウスを助けるべくホグワーツを抜け出せるのかな、と
思いきや、やはりそんな簡単には行きませんでしたね。
ここにきて双子のありがたみをしみじみ…。
そして、アンブリッジの正体がやっと見えてきました。
ファッジ以上に悪い奴というか、ファッジがますます間抜けに見える…?


スネイプに口止めされていなくても、おそらくハリーは自分が見てしまった
過去のイメージを誰にも話せなかったでしょう。
いくらからかうといったって度が過ぎる…、お父さんは立派な人ではなかったのか、
と思い悩みます。そう、こんな時、相談にのってほしいのはシリウス!
でもそれはかなわぬ話です。…と思ったら、双子が、助け舟を出してくれるというのです。


魔法学校にも進路相談というか進路指導があるなんて、
前にも書きましたけど、妙なところでリアリティがありますよね。
ハリーの担当はもちろん寮監のマクゴナガル先生なのですが、
案の定というかやっぱりというか、アンブリッジも同席です。
ここでの、マクゴナガル先生、気持ちいいくらいアンブリッジを無視してくれます。
さすが!
おまけに「咳止めドロップはいかが?」ですからね(笑)。
やっぱり、こうでなくちゃ。


ここでハリーが言った希望は、なんと、闇祓い。
マクゴナガル先生は具体的にアドバイスしてくれます。
マクゴナガル先生があまりにもアンブリッジを無視するものだから、
当然のことですが黙ってはいません。
「魔法省大臣は、ハリーを闇祓いに雇うわけがありません!」ときた…。
そこはマクゴナガル先生も言ってくれます。
「ハリーが就職するときは、大臣は替わっているかもしれませんね」(ウワッ)
しかし、これは挙げ足取りだったようです。
「あなたは、ファッジ大臣が退いてダンブルドアが大臣なればいいと思っているのですね。
そうすればあなたが、ここの校長ですか。」
いやぁ、敵もあっぱれ。


さて、双子の作戦にのるのをハーマイオニーはやめさせようとしますが、
ハリーは耳を貸しません。
その作戦というのは、双子がこの間の花火のように騒ぎをおこす
→その隙にハリーはアンブリッジの暖炉からシリウスのいる家にフルーパウダーで往来するというもの。
アンブリッジの暖炉だけは、監視されていないのです。
この作戦はなんとか成功し、ハリーはシリウス、そしてルーピンと話をすることができました。
ちなみに、ジェームスとリリーは7年生になってから付き合いだしたようです。


ハリーは無事に行き来することができましたが、双子は騒ぎの犯人として見つかってしまいました。
が、彼等は颯爽と箒に乗ってホグワーツを去って行きます。
ダイアゴン横丁でジョークショップを開店するから、と宣伝まで残して。
この去り方は鮮やかです。
さわやか、というか後腐れないというか、読んでいる方も気分がよくなるくらい。
でも、ウィーズリー夫人はカンカンに怒るでしょうね(苦笑)。


この章は次の巻へのヒントがいっぱい詰まっているそうなのですが、
ホグワーツから去っても双子は大活躍するのでしょうか。
そしてハリーは本当に闇祓いになるべく勉学に励むことになるのでしょうか。

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